2018年6月22日金曜日

NO 243 「茶人伝29」芝山監物ってこんな人



芝山監物



戦国時代~安土桃山時代の武将。

生年月日 不明。



芝山監物は、利休七哲の一人だとか。



芝山宗綱(しばやま むねつな)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将だそうです。

通称は、源内、監物で、初名は俊一のようです。



摂津国の人で、初め石山本願寺に属したみたいです。

織田信長に仕え、1578年、荒木村重討伐に従軍したそうです。

のち豊臣秀吉に従い、御咄衆として1万石を給せられたとか。



1581年に、津田宗及や山上宗二らを招いて茶会を開いているようです。

1584年に行われた大坂城の茶会にも参加したみたいです。

1588年、後陽成天皇の聚楽第行幸には、秀吉の前駆を務めたそうです。



■所持した茶道具

利休から、長次郎作の名物黒楽茶碗「雁取」を贈られているそうです。

「雁取」という名は、利休に茶碗の返礼として

「鷹野の雁」を贈ったところ、利休が

 思ひきや 大鷹よりも 上なれや

 やき茶碗めが 雁取らんとは

という狂歌を作ったことから付いた名前だとか。



『松屋会記』の久重茶会記、寛永17年4月17日、三斎会の条に、

一休の「初祖菩提達磨大師」をめぐってのエピソードがあるそうです。

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