2018年6月12日火曜日

NO 176 菊炭ってこんなの



茶の湯用の炭は、椚(くぬぎ)の樹を材料とした「黒炭」で、
着火性が良く、火がつけば微かな香りが漂い、
樹皮が密着し、しまりがあり、炭の断面が真円のように丸く、
切り口が菊の花のように均一に割れ目があるのが理想的だそうです。

「菊炭」などと呼ぶこともあり、「池田炭」や「桜炭」などが用いられるようです。

炭の名称や寸法などは流儀により異なるようですが、
「胴炭(どうずみ)」「丸毬打(まるぎっちょう)」「割毬打(わりぎっちょう)」
「管炭(くだずみ)」「割管炭(わりくだずみ)」「点炭/添炭(てんずみ)」
「枝炭(えだずみ)」「輪炭(わずみ)/車炭(くるまずみ)」などがあるみたいです。

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