2018年6月12日火曜日

NO 179 炭割り火箸ってこんなの



炭を割るための火箸で、先が平たくなっているそうです。

ここでは、木炭の作り方を説明しようと思います。

①原木の切り出し
 窯の寸法に切り揃える。
 曲がりは鋸目を入れたり、
 太い物は斧、鉈(ナタ)で原木を調整する。

②窯詰め
 細い物は束にして奥の方から
 隙間なく立て込みする。
 木の元を上、末は下にする。

③口焚き
 原木の水分を抜く作業、
 白い煙が出る。

④焼火
 原木に点火、蒸焼き状になる。
 炭化が始まり赤熱状態。

⑤黒炭の場合
 炭化が終わると密閉状態にして消火させる
 完全に消火されてから窯だし。

⑥白炭の場合
 炭化後、窯口を徐々に開けて空気を送り、
 炭材の樹皮を燃やして白熱状態にさせる。
 (これを精煉という。)

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