喫架は、杉の八分板で作られ、黒掻合塗になっているそうです。
高さは、点茶盤と同じで、遣(や)り違いの脚が付き、
下板が嵌められているみたいです。
喫客の前や、点茶盤の右横に半がかりで置かれるようです。
しつらえとしては、
点前座の方は、点茶盤を据えて、
その客付に、喫架を一脚、縦にして置き付け、
亭主が座る円椅、下座の方に半東の円椅を置くようです。
客座には、基本的に客一人に対し、
喫架一脚、円椅一脚を配しておくそうです。
点茶盤横の喫架には、茶碗や拝見物が置かれるみたいです。
例えば、初炭手前では、喫架に香合が置かれ、
半東が香合を取りに喫架へ進み、
正客に取り次ぐといった所作が行われるそうです。
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