2018年6月6日水曜日

NO 162 喫架の組み立て方ってこんなの





喫架は、杉の八分板で作られ、黒掻合塗になっているそうです。


高さは、点茶盤と同じで、遣(や)り違いの脚が付き、


下板が嵌められているみたいです。




喫客の前や、点茶盤の右横に半がかりで置かれるようです。




しつらえとしては、


点前座の方は、点茶盤を据えて、


その客付に、喫架を一脚、縦にして置き付け、


亭主が座る円椅、下座の方に半東の円椅を置くようです。




客座には、基本的に客一人に対し、


喫架一脚、円椅一脚を配しておくそうです。




点茶盤横の喫架には、茶碗や拝見物が置かれるみたいです。


例えば、初炭手前では、喫架に香合が置かれ、


半東が香合を取りに喫架へ進み、


正客に取り次ぐといった所作が行われるそうです。

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