松屋久政
1521年~1598年
安土桃山時代の商人・茶人。
大和奈良の塗師(ぬし)松屋の三代目
茶会記『松屋会記』の執筆。
天正15年には息子・松屋久好とともに北野大茶会に参会。
四大茶会記
天王寺屋会記・松屋会記・今井宗久茶湯日記抜書・宗湛日記
奈良の茶の湯を村田珠光から受け継ぐ塗師の松屋久政は、
京都堺の影に隠れがちな南部の茶を強く主張した人だとか。
松屋久政は、通称を源三郎というそうです。
松屋の発祥は、応仁の乱頃にはじまり、
のち東大寺鎮守八幡宮(手向山神社)に仕えて神人(じにん)となり、
家業のかたわら茶の湯に励んだようです。
茶会記『松屋会記』によると、
十四屋宗伍・武野紹鴎・千利休らの茶会に、
参じていたようです。
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