2018年6月15日金曜日

NO 223 「茶人伝12」松屋久政ってこんな人



松屋久政

1521年~1598年



安土桃山時代の商人・茶人。

大和奈良の塗師(ぬし)松屋の三代目

茶会記『松屋会記』の執筆。

天正15年には息子・松屋久好とともに北野大茶会に参会。



四大茶会記

天王寺屋会記・松屋会記・今井宗久茶湯日記抜書・宗湛日記



奈良の茶の湯を村田珠光から受け継ぐ塗師の松屋久政は、

京都堺の影に隠れがちな南部の茶を強く主張した人だとか。



松屋久政は、通称を源三郎というそうです。

松屋の発祥は、応仁の乱頃にはじまり、

のち東大寺鎮守八幡宮(手向山神社)に仕えて神人(じにん)となり、

家業のかたわら茶の湯に励んだようです。



茶会記『松屋会記』によると、

十四屋宗伍・武野紹鴎・千利休らの茶会に、

参じていたようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿