織田信長
1534年~1582年6月21日
戦国時代~安土桃山時代の武将。
三英傑の一人
三英傑:織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
1568年に足利義昭を奉じて上洛を果たした時に、
松永久秀が、降伏の証として大名物「九十九髪茄子(つくもなす)」を、信長に献じるそうです。
また、堺の今井宗久から「松島の茶壷」と「紹鴎茄子」を献じられるみたいです。
これが、信長と茶の湯との出逢いとなるでしょうか。
以後、松井友閑・丹羽長秀に命じて「名物狩り」を行うようです。
■名物狩りと御茶湯御政道
当時は、京都や堺に集中的に名物茶具が蓄積されていたようで、
信長は、武力を背景に名物を収集していくそうです。
その結果、信長のもとに集められた茶具は、二百種以上に及んだといわれ、
京都の妙覚寺や相国寺での茶会は、収集成果の披露を兼ねたものだったようです。
また、茶の湯を政治的に活用した「御茶湯御政道(おちゃのゆごせいどう)」では、
信長に許しを得ないと、家臣でも茶の湯を行えないという命令を下したそうです。
これが、全国に「茶の湯」を広めるきっかけとなり、
武士にとって茶の湯開催は功労の証となったようです。
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