2018年6月13日水曜日

NO 184 古今伝授ってこんなの



古今伝授とは、

「筆記事項」として 清濁や句読点などを付けた読み方、語義や語釈を。「口伝」として秘説を。「切紙」として三木や三鳥などの解釈が伝えられたそうです。

このうち「切紙」について説明すると、「三木」は「御賀玉木、河菜草、蓍に削り花」のこと。

「三鳥」は「百千鳥、稲負鳥、呼子鳥」のことです。

「三木」は、それぞ三種の神器に対応します。 御賀玉木=八咫鏡、 河菜草=草薙剣、蓍に削り花=八尺瓊勾玉です。

同様に「三鳥」も 三種の神器に対応し、百千鳥=八咫鏡、 稲負鳥=草薙剣、呼子鳥=八尺瓊勾玉になります。

「三鳥」と「三木」は、男女・ 陰陽の神器で対になり、この頭の六文字「を、か、め、も、い、よ」の暗号文をアナグラムとして読み解き、

「名歌、思い詠め」

とします。

切紙の中身は、 左に素戔嗚尊、右に天照皇大神、中央に大きく陰陽の心、そのに神璽=八尺瓊勾玉、内侍所=八咫鏡、宝劔=草薙剣となります。

古今伝授を見れば、和歌は天皇家と密接に結びついてたことがわかる思います 。

0 件のコメント:

コメントを投稿