2018年6月6日水曜日
NO 168 正しい帛紗のたたみ方ってこんなの
絹織物は大きく二つに分かれるそうです。
「先練織物(練織物)」:生糸を精練・染色して製織する
「後練織物(後練織物)」:生糸を使って製織してから精錬・染色する。
裂地をさらに細かく分けると、以下のようなものがあるみたいです。
御召:平織りの先練織物で、縮緬の一種。徳川家斉が好んだところから「御召」の名がある。
紬(つむぎ):紬糸で織られた先練織物。
縮緬(ちりめん):平織りにして作った後練織物。
羽二重:経糸、緯糸に生糸を用いて平織りにした後練織物。
塩瀬(塩瀬羽二重):経緯ともに生糸を使用した重めの後練織物。畝(うね)のある羽二重(はぶたえ)の一種。
あしぎぬ:古代日本に存在した絹織物。
黄八丈:八丈島に伝わる草木染めの絹織物。
桐生織:群馬県桐生市において特産とされる絹織物。その起源は奈良時代まで遡る。
西陣織:京都の先染め織物の総称。
シフォン:織物の一種。薄く柔らかい織物、またはそれを使った衣類の装飾。
シャンタン:山東絹。縦が普通の絹糸、横が絹の玉糸で織られた先練りの平織物。
紗:捩織(もじりおり)で織られた、薄く透き通る絹織物。
ジョーゼット:非常に薄く、軽く、緩やかに編まれたちりめんの織物。
緞子:繻子織地に繻子織の裏組織で模様を織り出した織物。
博多織:博多地区で特産とされる絹織物。
ブロード:ポプリン。羊毛でできた目の詰んだ織布で綿織物・毛織物。
ベルベット:天鵞絨。平織か綾織の経糸にパイルを織り出したパイル織物の一種。
本しゅす:絹・ナイロン・ポリウレタン・アセテート・ポリエステルなどで作ったしゅす織りの織物。
羅(ら):絡み織を用いた、目の粗い絹織物。
絽(ろ):捩織(もじりおり)で織られる薄く透き通った絹織物。
綸子(りんず):繻子織地に繻子織の裏組織で模様を織り出した絹織物。
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