東陽坊長盛(とうようぼうちょうせい)
安土・桃山時代の天台宗の僧・茶人。
1515年~1598年
暦 グレゴリオ暦 ユリウス暦 ユリウス通日 干支年 干支日 六曜 曜日
慶長3年4月5日 1598年5月10日 1598年4月30日 2304847 戊戌 庚申 友引 日曜日
京都真如堂東陽坊の住職で、利休の弟子だそうです。
濃茶を「吸茶」にした利休に対し、
薄茶に応用したのが東陽坊長盛だとか。薄茶の先達ともいわれるようです。
豊臣秀次の家臣たちを茶事に呼んだことがあり、忙しい人ばかりだったことから、
「薄茶を大服に点て、のみ回す」よう言ったそうです。
これを聞いた利休がこの作意を誉め称え、
世間にも知られて流行したみたいです。
この薄茶ののみ回しを「東陽にする」と言うらしいです。
長盛が所持した道具には「東陽坊」の名があり、
黒楽茶碗(長次郎作)や釜(辻与次郎作)なんかがそれみたいです。
京都市左京区の真如堂に墓。
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