2018年6月18日月曜日

NO 235 「茶人伝21」東陽坊長盛ってこんな人



東陽坊長盛(とうようぼうちょうせい)



安土・桃山時代の天台宗の僧・茶人。



1515年~1598年

暦 グレゴリオ暦 ユリウス暦 ユリウス通日 干支年 干支日 六曜 曜日

慶長3年4月5日 1598年5月10日 1598年4月30日 2304847 戊戌 庚申 友引 日曜日



京都真如堂東陽坊の住職で、利休の弟子だそうです。

濃茶を「吸茶」にした利休に対し、

薄茶に応用したのが東陽坊長盛だとか。薄茶の先達ともいわれるようです。



豊臣秀次の家臣たちを茶事に呼んだことがあり、忙しい人ばかりだったことから、

「薄茶を大服に点て、のみ回す」よう言ったそうです。



これを聞いた利休がこの作意を誉め称え、

世間にも知られて流行したみたいです。



この薄茶ののみ回しを「東陽にする」と言うらしいです。

長盛が所持した道具には「東陽坊」の名があり、

黒楽茶碗(長次郎作)や釜(辻与次郎作)なんかがそれみたいです。



京都市左京区の真如堂に墓。

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